多くの登山用レインウェアは、洗濯表示に従えば洗うことができ、汚れを落としたほうが性能を保ちやすくなります。表面の汗や皮脂、泥の汚れで撥水が落ちると、生地が水を吸って蒸れやすくなります。洗ったあとは、製品の表示に従って乾燥機やアイロンで熱を加えたり、撥水剤を使ったりすると、撥水が回復することがあります。
洗濯の基本の手順
撥水が落ちたサイン
- 雨が玉にならず、生地にしみこむように広がる
- 生地の色が濡れて濃くなる
- 着ているとき、中がじっとりする
これは雨漏りではなく、表面の撥水が落ちて、蒸気が外に逃げにくくなっている状態のことがあります。
撥水を回復させる方法
- 汚れを落とす(洗濯)
- 表示で許されていれば、乾燥機や当て布をしたアイロンで熱を加える
- 撥水剤(スプレー式や洗濯で使うもの)を使う
保管の注意
- 汚れたまま、濡れたまましまわない
- 小さく丸めたまま長期間しまわず、ハンガーに掛けて保管
- 高温多湿の場所は避ける
柔軟剤や漂白剤は、防水透湿の性能を傷めることがあります。必ずメーカーの説明を確かめてから洗いましょう。
洗濯の基本の流れ(一般的な例)
- 洗濯表示と、メーカーの説明を確認する
- ファスナーや面ファスナーを閉じ、ポケットの中を空にする
- 中性洗剤や専用の洗剤で、やさしく洗う(柔軟剤は使わない)
- よくすすいで、陰干しで乾かす
- メーカーが認めている場合は、低温の乾燥機やアイロンで撥水を回復させる
洗い方は素材や製品によって違います。必ず各製品の洗濯表示と説明書に従ってください。