登山中の自然観察は、花や鳥、木や地形などに目を向けて、山をもっと深く楽しむ方法です。標高が上がるにつれて、森の木の種類が変わり、やがて森林限界を越えてハイマツや高山植物の世界になります。双眼鏡やルーペ、図鑑アプリを持って行くと、観察の楽しさが広がります。観察するときも、登山道を外れない、動植物を採らないことを守りましょう。
標高と植生の変化(本州中部の目安)
※緯度や地形によって、標高は大きく違います。
観察の見どころ
| 対象 | 見どころ |
|---|---|
| 花 | 季節の花、高山植物のお花畑(高山植物を見るときのマナーは?) |
| 鳥 | 声で種類を知る。ライチョウなどの高山の鳥(ライチョウに会ったらどうする?) |
| 木 | 新緑、紅葉、森の木の種類の変化(紅葉の山はいつがいい?紅葉登山の注意点は?) |
| 雲・空 | 雲海、雲の形で天気を読む(雲海が見えるのはどんなとき?、雲の形で天気の変化はわかる?観天望気とは?) |
| 地形・岩 | カール、火山地形、岩の色の違い |
あると楽しい道具
- 軽い双眼鏡(鳥や動物、遠くの山)
- ルーペ(花や苔をじっくり見る)
- 図鑑や図鑑アプリ
- 地図(山の名前を調べる「山座同定」)
観察のマナー
- 登山道を外れない、植物を採らない
- 動物に近づかない、餌を与えない(山で見られる動物には何がいる?)
- 立ち止まって観察するときは、道の脇に寄る
歩くペースが遅くても、観察しながら歩くと、時間がたつのを忘れるほど楽しくなります。ただし、計画した時間内に歩けるよう、時間の管理も忘れずに(コースタイムとは?自分の足に合わせた読み方は?)。