クマ撃退スプレーは、クマが向かってきたときに、唐辛子の成分を含む霧を吹き付けて追い払う道具です。ザックの中ではなく、腰のベルトや胸のホルダーなど、すぐに取り出せる場所に付けておくことが大切です。使う前に、安全ピンの外し方を練習し、使用期限も確認しましょう。スプレーは飛行機に持ち込めないため、遠征時は現地で用意する方法を考えます。
使い方の流れ
携行のポイント
- ザックの中にしまわない(取り出す時間がない)
- 腰ベルトや胸のショルダーベルトにホルダーで固定
- 使用期限を確認し、期限切れは買い替える
- 高温になる車の中に放置しない
使うときの注意
- 噴射できる距離は製品によって違い、数メートルほどのものが多い。説明書で確認する
- 向かい風では霧が自分に戻ってくることがある
- 誤って自分や仲間に吹き付けないよう、向きに注意
クマ撃退スプレーは、航空機への持ち込みも、預け入れもできません。北海道などの遠征では、現地で購入するか、レンタルを利用しましょう。
練習しておきたいこと
いざという時は、焦って安全ピンが外せないことがあります。練習用のスプレーや、使い切る前の古いスプレーで、取り出し方と安全ピンの外し方を練習しておくと安心です。
クマ撃退スプレーは、あくまで最後の手段です。まずは出会わない対策をしっかり行いましょう(登山でクマに会わないためには?、クマよけの鈴は効果がある?)。
出典・参考:環境省「国立公園に出かける前に知っておきたいクマのこと」(2026年11月時点で確認)