クマに出会ったら、落ち着いて、走らずに、クマから目を離さずゆっくり後退し、その場を離れます。大声を出したり、物を投げたりしてクマを刺激しないことが大切です。クマが向かってきたら、クマ撃退スプレーを使います。襲われてしまったら、うつ伏せになって両手で首の後ろを守り、顔や腹を守る姿勢をとりましょう。
状況ごとの対処
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 遠くにクマがいる(気づかれていない) | 静かにその場を離れ、来た道を引き返す |
| 近くで出会った | クマを見たまま、ゆっくり後退する。走らない |
| クマが向かってきた | クマ撃退スプレーを使う(クマ撃退スプレーの使い方は?) |
| 襲われた | うつ伏せになり、両手で首の後ろを守る |
やってはいけないこと
襲われたときの姿勢
- うつ伏せになる(腹を地面につける)
- 両手を首の後ろで組み、首を守る
- 顔や腹を地面側にして、急所を守る
- ザックを背負ったままなら、背中も守られる
クマによるけがは、顔や頭に集中しやすいとされています。襲われた後は、軽いけがに見えても必ず救助を求め、医療機関で手当てを受けてください(山で救助を呼ぶには?110番と119番どっち?)。
出会った後
- その場から離れ、来た道を引き返す
- 下山後、自治体や警察にクマを見た場所と時間を知らせる
- ほかの登山者にも伝える
子グマがいるときは、近くに母グマがいる可能性が高く、特に危険です。子グマがかわいく見えても、近づかずにすぐ離れましょう。
出典・参考:環境省「国立公園に出かける前に知っておきたいクマのこと」(2026年11月時点で確認)