最初に優先してそろえたいのは、歩きやすく滑りにくい靴、上下に分かれた雨具、ザックの3点です。これに水、行動食、ヘッドランプ、地図(スマホの地図アプリ+予備電源)、防寒着、救急用品、健康保険証のコピー、携帯電話を加えれば日帰り低山の最低限がそろいます。服は綿を避ければ、運動用の手持ちの服で始められます。
命を守るために必ず持つもの
- 雨具(上下セパレート。傘やポンチョでは代わりにならない)
- 防寒着(夏でも薄手のフリースか化繊の中綿ジャケット)
- ヘッドランプ(日帰りでも必ず。予備電池も)
- 地図と現在地がわかる手段(紙の地図、地図アプリ、モバイルバッテリー)
- 水と行動食(予定より多めに)
- 救急用品(絆創膏、テーピング、常備薬)
- 携帯電話、健康保険証(コピーでも可)
手持ちで代用できるもの・できないもの
| もの | 代用できる? | ポイント |
|---|---|---|
| Tシャツ・ズボン | できる | 綿は汗で乾かず冷えるため、ポリエステルなどの化繊やウールを選ぶ |
| ザック | 条件つき | 両肩で背負えて、腰で支えられるもの。手さげやショルダーは不可 |
| 靴 | 条件つき | 整備された低山なら靴底の溝が深い運動靴でも可。岩場や長い下りは登山靴 |
| 雨具 | できない | ビニールのカッパや傘では、風や汗で体が濡れて冷える |
| ライト | できない | スマホのライトは電池を消耗し、両手もふさがる |
予算の考え方
いっぺんに全部を買う必要はありません。靴と雨具とザックにお金をかけ、ほかは手持ちやレンタルで始める人が多いです。費用の目安は登山をはじめる費用はいくら?装備をそろえる予算の目安、持ち物の一覧は日帰り登山の持ち物チェックリストは?で紹介しています。
「行きは晴れ予報だから雨具はいらない」はよくある失敗です。山の天気は午後に崩れやすく、雨具は防風着や防寒着にもなります。天気に関係なく必ずザックに入れましょう。
出典・参考:国立登山研修所「安全登山カード」(2026年11月時点で確認)