避けたほうが安全です。綿(コットン)は汗や雨を吸うと乾きにくく、濡れたまま風に当たると体温を奪われ、低体温症の原因になります。ジーンズは重く伸びにくいため、足を大きく上げる段差で疲れやすく、濡れるとさらに動きにくくなります。手持ちの服なら、ポリエステルなどの化繊のスポーツウェアが登山に向いています。
綿が山で嫌われる理由
- 水分を吸って抱え込み、乾くのが遅い
- 濡れた服は乾いた服より体の熱を奪いやすい
- 汗冷えで、夏でも稜線で寒くなる
手持ちの服で代用するなら
| 部位 | 代用できる服 | ポイント |
|---|---|---|
| 肌着・Tシャツ | ランニングやジム用の化繊シャツ | 「吸汗速乾」と書かれたもの |
| ズボン | ストレッチの効いたスポーツ用パンツ | ひざが曲げやすく、乾きやすいもの |
| 防寒着 | フリース、化繊の中綿ジャケット | ダウンは濡れに弱いので雨の日は注意 |
| 靴下 | 厚手のスポーツソックス | 綿100%は避ける |
綿でも許される場面は?
日帰りの舗装された遊歩道など、すぐに建物や車に戻れる場所なら大きな問題になりにくいでしょう。しかし、山頂や稜線のように風が強い場所では、真夏でも汗冷えが起こります。服装の基本は登山の服装の基本「レイヤリング」とは?で紹介しています。
買い足すなら、まず化繊かウールの肌着(ベースレイヤー)がおすすめです。肌に一番近い服を替えるだけで、汗冷えが大きく減ります。