費用は「どこまでそろえるか」で大きく変わります。日帰りの低山なら、靴・雨具・ザックの3点を新品でそろえて数万円というのが一つの考え方で、服や小物は手持ちで代用できます。毎回かかるのは交通費・食費・入浴代などで、山小屋に泊まる場合は宿泊費、継続するなら山岳保険の保険料も考えます。価格はブランドや時期で大きく変わるため、店頭やメーカーの最新価格で確かめてください。
費用の内訳を4つに分けて考える
| 項目 | 内容 | 節約のしかた |
|---|---|---|
| 装備(初期費用) | 靴、雨具、ザック、ライト、ウェア | 靴・雨具は良いものを、小物は手持ちやレンタル |
| 交通費 | 電車・バス・車・駐車場・高速代 | 乗り合い、早割、周遊券 |
| 山での費用 | 山小屋代、テント場代、トイレのチップ、売店 | 日帰りから始める、自炊 |
| 安全の費用 | 山岳保険、登山アプリの有料機能 | 年間契約の保険、無料の機能から |
お金をかけるべき装備
靴と雨具は安全に直結し、合わないものを買うと買い直しになりがちです。登山専門店で足の計測と試し履きをして選ぶと失敗が少なくなります(選び方は登山靴はどう選ぶ?ローカット・ミドル・ハイカットの違いは?)。雨具は「防水透湿素材」の上下セパレートを選びます(登山の雨具はどう選ぶ?ポンチョや傘ではダメ?)。
節約しやすい装備
- 速乾性の運動用シャツ・タイツ(スポーツ用で代用できる)
- ストック(最初はレンタルで試す)
- 調理器具(はじめはおにぎりやパンで十分)
- テント・寝袋など宿泊装備(レンタル店や山小屋泊を利用)
レンタルという選択肢
登山用品のレンタル店では、靴・雨具・ザックのセットを借りられるところがあります。富士山など特定の山向けのセットもあります。何度か借りて「続けられそう」と思ってから買うのも賢い方法です。続けるならレンタルより買うほうが安くつくことが多いので、山行の回数で判断しましょう(登山用品のレンタルは使える?何を借りられる?)。
山小屋の宿泊料金は年々見直されています。北アルプスの主な山小屋の2026年の料金例は山小屋の料金はいくら?1泊2食と素泊まりの違いは?にまとめました。