Q.005はじめての登山

体力に自信がなくても登山はできる?

公開日  運営:登山の疑問100運営事務局

できます。登山はゆっくり歩けば誰でも続けやすい運動で、体力がない人ほど「標高差が小さく、途中でやめられる山」を選び、ペースを落とせば楽しめます。目安として、平地で2〜3時間歩いても翌日に疲れが残らない、駅の階段を休まず5〜6階分上がれるなら、整備された低山に挑戦できる体力があるといえます。

自分の体力をはかる簡単な方法

  • 休日に平地を2〜3時間歩いてみる(翌日の疲れ方を見る)
  • 階段を一定のペースで上がり、息が切れるまでの階数を数える
  • 坂道や歩道橋で「会話ができるペース」を保てるか試す

体力がない人の登山の始め方

体力に自信がない人の4週間 1 1週目 平地を1時間、週3回歩く 2 2週目 坂道・階段を混ぜて1時間半 3 3週目 荷物を背負って2時間歩く 4 4週目 標高差300m前後の低山へ
体力に自信がない人の4週間

大切なのは「急がない」ことです。登山で疲れる一番の原因は、最初の30分を飛ばしすぎることです。息が上がらず、隣の人と話せるペースで歩くと、登り続けられる時間が大きく伸びます(登山で疲れないペースは?バテないコツは?)。

体力がない人に向く山の条件

  • ケーブルカー・ロープウェーで途中まで上がれる
  • 山頂まで片道1〜2時間、標高差300〜400m
  • 休憩所やベンチ、売店がある
  • 往路と同じ道を戻れる(迷いにくく、引き返しやすい)

体力より大事なこと

警察庁の統計では、遭難の原因で最も多いのは道迷いで、疲労や病気も1割前後あります。体力に合わない計画は、疲労による転倒や下山の遅れにつながります。「行けるところまで」ではなく「戻れるところまで」で計画し、時間を決めて引き返すことが安全につながります(引き返す判断の基準は?どこで決める?)。

体力づくりはジョギングより「坂道・階段のウォーキング」が登山に直結します。くわしくは登山のための体力づくり・トレーニングは何をすればいい?で紹介しています。

出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)

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