できます。登山はゆっくり歩けば誰でも続けやすい運動で、体力がない人ほど「標高差が小さく、途中でやめられる山」を選び、ペースを落とせば楽しめます。目安として、平地で2〜3時間歩いても翌日に疲れが残らない、駅の階段を休まず5〜6階分上がれるなら、整備された低山に挑戦できる体力があるといえます。
自分の体力をはかる簡単な方法
- 休日に平地を2〜3時間歩いてみる(翌日の疲れ方を見る)
- 階段を一定のペースで上がり、息が切れるまでの階数を数える
- 坂道や歩道橋で「会話ができるペース」を保てるか試す
体力がない人の登山の始め方
大切なのは「急がない」ことです。登山で疲れる一番の原因は、最初の30分を飛ばしすぎることです。息が上がらず、隣の人と話せるペースで歩くと、登り続けられる時間が大きく伸びます(登山で疲れないペースは?バテないコツは?)。
体力がない人に向く山の条件
- ケーブルカー・ロープウェーで途中まで上がれる
- 山頂まで片道1〜2時間、標高差300〜400m
- 休憩所やベンチ、売店がある
- 往路と同じ道を戻れる(迷いにくく、引き返しやすい)
体力より大事なこと
警察庁の統計では、遭難の原因で最も多いのは道迷いで、疲労や病気も1割前後あります。体力に合わない計画は、疲労による転倒や下山の遅れにつながります。「行けるところまで」ではなく「戻れるところまで」で計画し、時間を決めて引き返すことが安全につながります(引き返す判断の基準は?どこで決める?)。
体力づくりはジョギングより「坂道・階段のウォーキング」が登山に直結します。くわしくは登山のための体力づくり・トレーニングは何をすればいい?で紹介しています。
出典・参考:警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」(スポーツ庁 山岳遭難対策関係資料に収録)(2026年11月時点で確認)