縦走は、尾根づたいに複数の山頂をつなぎ、登った道とは別の道へ下りる登山です。稜線を長く歩けるのが魅力ですが、途中で引き返しにくい、天気の影響を受けやすい、登山口と下山口が違うため、日帰り登山より計画が大切です。はじめては、山小屋が多く、途中で下りられる道がある1泊2日のコースがおすすめです。
日帰り登山との違い
| ポイント | 日帰り(往復) | 縦走 |
|---|---|---|
| 道 | 同じ道を戻る | 別の道へ抜ける |
| 引き返し | しやすい | 進むか戻るかの判断が難しい区間がある |
| 交通 | 車でも行ける | 公共交通か、車の回収が必要 |
| 装備 | 日帰り装備 | 宿泊装備、予備食料 |
| 天気 | 1日分 | 数日分の予報を見る |
はじめての縦走に向くコースの条件
- 1日の歩行時間が6〜7時間以内
- 山小屋が2〜3時間おきにあり、泊まる場所を変えられる
- 稜線から下りる道がいくつかある
- 岩場や鎖場の難所が少ない
交通をどうするか
縦走は登山口と下山口が違うため、電車やバスを組み合わせるのが基本です。車で行く場合は、下山口からタクシーやバスで駐車場に戻る、車を2台使って片方を下山口に置いておく、回送サービスを使う、などの方法があります。
経験者向け:稜線の「逃げ場のない区間」を把握する
縦走で一番危ないのは、山小屋や下山路から遠い区間で天気が崩れることです。地図で「この区間は〇時間逃げ場がない」を確認し、その区間に入る前に天気と時間を必ずチェックしましょう。テント泊の縦走はテント泊で縦走するには?で紹介しています。