ピッケルは、急な雪の斜面や凍った稜線がある雪山で必要になる道具です。歩くときのバランス、雪の斜面に刺して体を支える、滑落したときに斜面に刺して止まる(滑落停止)などの役割があります。なだらかな雪道ではストックのほうが歩きやすい場面もありますが、急な斜面がある山ではピッケルを持ち、使い方を講習で練習しておく必要があります。
ピッケルの役割
長さの選び方
- 持ったとき、ピッケルの先が足首より少し上にくる長さが一つの目安
- 急な斜面を登る人は、短めを好むことが多い
- なだらかな雪山を歩くことが多い人は、少し長めのことも
購入するときは、店で相談して選びましょう。
ストックとの使い分け
| 道具 | 向いている場面 |
|---|---|
| ストック | なだらかな雪道、スノーシューでの歩行 |
| ピッケル | 急な雪の斜面、凍った稜線、滑落の危険がある所 |
練習が欠かせない
滑落停止は、体の向きやピッケルの持ち方を覚えていないと、とっさにできません。雪山講習で、安全な斜面で何度も練習しておくことが大切です(安全登山の講習会や勉強の方法は?)。
ピッケルを持っていても、使い方を知らなければ役に立ちません。また、滑落停止は「止まれる」とは限りません。滑落しないための歩き方とルート選びが、何より大切です(滑落や転落を防ぐには?)。