強風の中のテント泊は、テントが破れる、ポールが折れる、テントごと飛ばされるなどの危険があります。予報で強い風が予想されるときは、テント泊をやめて山小屋に泊まるか、計画を変えるのが安全です。張るときは、風の当たりにくい場所を選び、入り口を風下に向け、張り綱とペグをすべて使ってしっかり固定しましょう。
強風のときのテントの張り方
設営のコツ
- 風上側から先にペグを打ち、テントが飛ばされないようにする
- テントをザックなどで押さえながら作業する
- 地面が固くペグが刺さらないときは、石を使って固定する
- 張り綱はすべて使い、ピンと張る
夜中に風が強まったら
- テントの中で、荷物を風上側に置いて重しにする
- ポールに負担がかかっていないか確かめる
- 危ないと感じたら、明るいうちに山小屋へ移る判断を
予報の確かめ方
天気図で等圧線の間隔が狭いときや、山の天気予報で稜線の風が強いときは、強風のおそれがあります(登山に役立つ天気図の見方は?)。テント泊の予定のときは、山小屋の空き状況も確かめておくと、いざというときに移りやすくなります。
強風でテントが壊れると、夜の寒さの中で身を守る場所を失います。テント泊を「やめる」判断も、大切な技術の一つです。